トリコモナス膣炎の治療

トリコモナスの治療法とは?

トリコモナスの治療薬には、内服薬、膣に入れる錠剤、軟膏などがあります。内服液は男女共に使用できるもので、チニダゾールやメトロニダゾールと呼ばれる薬を飲みます。

 

チニダゾールは1日400mgを1週間、メトロニダゾールは1日500mgを10日間服用すると効果が現れます。一般的にはメトロニダゾールが処方されることが多いのですが、病状が悪化している場合にはチニダゾールを処方されます。

 

膣に入れる錠剤はメトロダゾールが錠剤になったものです。こちらは内服薬と一緒に使うのが一般的です。軟膏は市販されているものでは「強力トリコマイシンG」というものがあります。この薬はトリコモナスの治療薬としてだけでなく、カンジタなどの性病の治療にも使われます。

 

トリコモナスの治療薬は、使用し始めるとすぐに効果が現れてすぐに症状が良くなってきます。しかし、吐き気や下痢、アレルギー反応などの副作用があります。内服薬の場合は特に、薬を飲んでから24時間以内にアルコールを飲むと急性アルコール中毒を起こすこともあるので注意が必要です。


トリコモナスの検査キットについて